お盆期間に新たなチャンスあり

帰省を諦めるお盆

今年の旧盆は、8/13(木)~8/16(日)となります。
コロナ禍が無ければ、オリンピックイヤーであった今年は改正休日法により、
「山の日」が移動となり8/8(土)~8/10(月)が三連休となるため、8/11(火)と8/12(水)を有給休暇とすれば9連休とすることも可能でした。
しかし最近のアンケート調査を見ると、コロナ禍が再燃していることから
「大切な家族や親せき、友人などの健康を第一に考えて、帰省を控える」、
「今年のお盆は親戚縁者を招かず、家族のみで行ない、会食も自粛する」などのコメントが多く見受けられます。
その上、移動に伴うリスクや休校が続いた子どもたちの夏休みが短縮され、家庭内の時間的な調整も難しいことなどから、帰省客は半減すると思われます。

今年は、帰省のため人口流入する”迎える側”の地域では、帰省を諦め、帰ってくる人が少なくなると予測されます。
「焼肉のタレ」「天つゆ」「天ぷら粉」「寿司関連」「オードブル盛合せ」などのごちそうメニュー商品が大きく影響を受け、年間販売で大きな山の一つとなっているお盆期間の売上が例年と比較して下がると思われます。
次の販売の山は、9月の敬老の日前後の4連休となります。減少額をカバーするための仕掛けを再確認しておきましょう。

逆に、お客様が帰省のため流出していた”送り出す側”の地域では、帰省を諦め、帰らない人が多くなると予測されます。
お盆期間に新たな販売の山を創り出すチャンスです。

コロナ禍だからこそ「自宅で団らん、家族みんなで楽しめる」夏のスタミナアップ企画として、
「焼肉」や「冷しゃぶ」の訴求をされてはいかがでしょうか?
また、麺惣菜、飲料、アイス、乾麺、熱中症対策の梅干や塩分補給タブレットなど、夏の定番商材もしっかり打ち出しておきましょう。